社畜として働いてきて２０年弱が経過しました・・・
海外生活や出向を経て、「働きにくさ」を痛感するようになりました。
この「働きにくさ」は、なんだか得体のしれない閉塞感が生んでいるように思えて仕方がないのです。
社内の定年退職された先輩にいろいろとインタビューしていくと、１９８０～９０年代は社外との取り組みやコンペティターとの情報交流もまだ盛んだったそうです。それが、直近では途絶えて外の世界が見にくくなっているように思います。それは、製造業で技術や研究をされている方が多く感じていることではないかと感じています。
最近、社外の方と交流する機会が多くあり、非常に示唆に富んだ出会いに恵まれました。グローバリゼーションやオープンイノベーションや進んでいる企業さんは、上記の問題がなく一段上の取り組みが進んでいると驚きました。しかしながら、僕の働いている会社を含め多くの企業は旧態依然の業務形態であり、様々な問題を有していると思います。
日本に戻ってきてショックだったことは、若い人が楽しく働けていない事実でした。皆、押し付けられ感ややらされ感を感じているように見受けられました。皆がそうではないのですが、そういった方が比較的多くなっているように思います。
社内では、利害関係がありなかなか聞けないことや悩みについて議論できる場であったり、当たり前になっているが非常識なことを再認識できる機会であったり、新たな切り口に触れる機会などは、他業種や他社の人間と触れ合うことで生まれることも多いと感じました。そうしたコミュニティーを探しましたが見つけることができませんでしたので、作成に至りました。
企業秘密や社内の内情を書くつもりもありませんし、聞くつもりもありませんが、そうしたことをしなくても、考え方が参考になったり、思いを共有したり、意見をもらったり、そうしたことを経て、日本の製造業を担う皆さんが元気になってくれればと思います。
一緒に仕事を楽しみましょう。
